こんにちは・画家の奥田みきです。

物心ついた時から、見えない世界や空想の世界に惹かれ

その世界を絵として描く様になりました。



十代の中半で本格的に美術に興味を持った時に惹かれたのは

「仏教美術」でした。



当時(35年ほど前）では珍しい仏像が大好きな少女で

最初に自費で行った旅も京都・奈良仏像巡りの旅でした。


当時の私は余り学校に馴染めない少女で

お昼休みや放課後は図書館へ行って、

書庫の奥にある少し小難しい本を読むのが好きで、

それが今の作品創りへと繋がっています。



しかし当時は「仏画」といえば、日本画や伝統的な描き方以外は

なかった時代でしたので、

敷居が高すぎて、自分自身で仏画を描く事はせずに長い年月が経ちました。



その後本格的に絵を描き出し、

自身の作品としてはルネサンスの天使の絵やラファエロ前派の世界に惹かれ、

神話の世界や天使の絵を掘下げていきます。


長い間西洋のモチーフを中心に絵を描いて来ましたが、

近年、両親が他界したことなど色々自分自身の人生を振り返る機会があり、



自分の原点に戻った時に「仏画」を描きたいという気持ちが高まりました。

現在では長年描いて来た西洋の絵と、神仏の絵を平行で追求しています。





【奥田みきの神仏画作品】


奥田みきの神仏画は現代的なタッチで描かれていますが

仏師や僧侶の方にその背景を学んだ上で描かれています。



仏様にはそれぞれ経典に描かれているお姿があり

仏様を題材に描くためには、伝統をきちんと踏まえた上で

描きたいと思っているからです。



ストレスの多い現代において、癒やしを求め神社仏閣に

多くの人が訪れるようになりました。



それに伴い、宗教とは関係なく自分を見守ってくれる神仏の絵を

身近に置きたいという方も増えました。



奥田みきの神仏画は優しい色合いと

語りかけてくるかのような優しい表情で

一般家庭のお部屋でも違和感なく飾ることができると

沢山のお声をいただいております。




作品は装飾や持物（仏様の持っているアイテム）など

細部までじっくりと時間をかけて描かれています。

美しい微妙な色のグラデーションは絵の中に吸い込まれるようで

見る度に違う表情を見せてくれます。



日々の仕事に疲れた時、何かお願いごとがある時

奥田みきの神仏画は優しくあなたを見守り、背中を押してくれることでしょう。




【主な活動歴】


幻想的で高い波動を感じる絵で多くのファンに愛される。

著作「エンジェルプリズムカード」が海外の出版社Blue Angel Publishingの目に留まり海外出版。

続いて「日本の密教カード」も出版され人気を博す。


「日本の密教カード」はイギリスに本部を置く

「International Tarot Foundation （国際タロット財団）」による

2022CARTS Awardで４部門のファイナリストとなり、

最終審査では審査員部門・第２位準優勝を獲得。

出版に限らず、早稲田の天台宗の寺院、宝泉寺様のご依頼で50号の大作「星供曼荼羅」を制作するなど、幅広く活躍しています。



著作「日本の密教カード」「エターナルオラクルカード」（ヴィジョナリー・カンパニー刊）

「エンジェルプリズムカード」（エンシェラート刊）

「大人の塗り絵～美しい仏画編」「神獣と縁起物偏「ヨーロッパの民族衣装偏」（河出書房新社刊）

「塗り絵で学ぶ美しい仏画」（ホビージャパン刊）

「幸せ運ぶ天使を描こう」（廣済堂出版刊）

「ファンタージイラストレーション・スーパーテクニック」（マール社）
…他多数




現在は自分の世界をより掘り下げていくために

オリジナルブランド「観稀舎」での作品制作をメインに行う。